柔軟な対応と納期短縮を可能とする一貫した体制
当社では、受注から製造、梱包、納品までの一連のフローを独自の生産管理システムで管理しています。
この生産管理システムを導入することによって、製品完成までの全ての工程を一元管理し、納期短縮、コスト削減、品質の安定を実現しています。
さらに、その体制によって突発的な変更にも柔軟に対応することを可能としています。
社会の重要なインフラを支える、確かな技術
株式会社トーキンシステムは鉄道や自動車、エレベーター設備をはじめ、社会のあらゆる場所で使用される重要な各種産業装置の設計および加工を手掛けるモノづくり企業です。
お客さまからいただいた発注内容に基づいて開発から設計、加工、塗装、組立、設置、そしてメンテナンスといった一連の工程を全て自社で完結するワンストップサービス体制を確立し、柔軟な対応や納期の短縮、さらにはコスト削減などきめ細かいサービスを実現しています。
技術革新に終わりはありません
トーキンシステムが製作する産業機械は、社会のさまざまな場所で活躍しています。より快適で豊かな社会づくりを目指し、私たちはこれまでに培った技術力やノウハウを駆使して耐久性やメンテナンス性、組立性といった新しい付加価値にもチャレンジし、お客さまの期待「以上」の製品づくりに努めています。
モノづくりには、多種多様なニーズがあります。私たち自身で製品を作るだけでなく、お客さまである開発担当者さまのモノづくりをサポートするのも、大切な役目です。
溶接レス化やナットレス化、動力レス化など、モノづくりで追求するべき付加価値にゴールはありません。QCDのさらなる向上を目指し、自社内だけでなくお客さまのモノづくりにおいてもVE提案やVA提案などを通して課題解決を図ることも私たちの重要な役割であると捉え、次世代のニーズにかなう発想力を発揮していきたいと考えています。
「あったらいいな」を形にする解決力(ソリューション)
今ある課題を解決するために「あったらいいな」を実現するのが、モノづくりの使命です。
ひとつの事例として、トーキンシステムは列車と野生の鹿が接触する事故を防止するためのシステムとして「シカ踏切」を開発、製作したことがあります。列車が運行される時間帯は超音波を発信することで鹿の侵入を防止し、逆に運行がない時は超音波を止めることで鹿は自由に横断することができます。鹿が接触する事故は鉄道の安全運行と鹿の生命に関わる重大なリスクですが、モノづくりの力でそれを解決することができました。この「シカ踏切」は、2017年度グッドデザイン賞を受賞いたしました。